お引渡後には見ることが出来なくなってしまう施工途中の現場。
見えない部分ほど大事だと考える当社は施工過程を大事にします。
そんな現場写真の一部をご覧いただけたらと思います。
13ミリの鉄筋を200ミリピッチで打っていきます。
家を建てるのに一番大切な基礎工事部分です。
特大のコーナーハンチで、地震から家を守ります。
制震装置 ジオフォルテ
「ジオフォルテ」は、制震ダンパーとセンターフレームから構成され、制震ダンパー内には高減衰ゴムが設置されています。ジオフォルテを1階に設置することで、地震の際に高減衰ゴムが伸縮しながら地震のエネルギーを熱エネルギーに変換して吸収し、建物の揺れを抑えます。
制震装置は、建物の躯体に粘りや弾力のある金属やゴムなどの部材を組み込んで、地震の揺れのエネルギーを吸収させ、建物の揺れを低減させるものです。地震対策の考え方には大きく「耐震」と「免震+耐震」、「制震+耐震」があり、地震の揺れを建物に伝えない「免震」は、地震対策としての効果は高いのですが、300~400万円程度のコストがかかり、地盤や敷地などにも制約があります。一方、地震の揺れを低減させる「制震」は、地震による建物の揺れは免震よりも大きくなりますが、地盤や敷地に免震のような制約はなく、価格も免震の4分の1~5分の1程度で設置可能です。
通常地震が発生すると、1階の揺れが2階に伝わり、増幅して2階の方が大きく揺れます。制震装置を1階に入れ、揺れを吸収させることで、2階床部分の揺れ幅を最大で約2分の1に軽減し、建物の損傷を抑えたり家具の転倒などのリスクを軽減させることが出来ます。
屋根の外断熱の施工中画像です。
左が外断熱施工前、右が施工中の画像です。
銀色の断熱材を家を囲うように貼っていきます。
またNPパネルを配置することにより、建物全体をトータルに耐震構造とすることができます。
一般木造住宅の筋かいは、建物の力が一点に集中しやすくなりますが、「NPパネル」はパネル全体で力を受け止めるため、高強度が期待されます。
また力の方向に左右されません。
窓などの開口部の上下壁部分(垂れ壁、腰壁)などにも「NPパネル」を取り付けているので耐力壁の有効長さには算入できませんが、地震の際に耐力壁としての効果が期待できます。
内装工事の様子です。
ここまで来ると完成後の様子がイメージしやすくなりますね。